2023年09月22日

業者の害虫駆除の方法とは?業者にゴキブリ駆除を頼むメリットは何?

害虫駆除について、自分たちでいろいろな商品を試してみてもあまり効果が見られない。
また、すぐに害虫が出てきてしまう。このような経験をした人は、多いのではないでしょうか。害虫駆除を専門業者に依頼するのにはメリットがあります。 本記事では、業者は害虫駆除をどのように行うのかについてご説明します。

業者が行う害虫駆除について

業者が行うゴキブリ駆除は何が違うのか

害虫の被害を受けたことがあるという人は多くいらっしゃることでしょう。掃除や害虫に対する専門知識が少ない一般の方にとって、害虫対策を講じるには限界があります。
ここでは、ゴキブリを例に挙げて業者がどのような駆除を行うのかを解説します。なお、本記事でいう「業者」とは害虫や掃除の知識を持った専門の業者を指します。 業者にゴキブリの駆除を依頼するメリットは以下の通りです。

  • ゴキブリの習性を理解しているため、適切な施行が可能である
  • 業者に頼むことにより、不快な環境を目の当たりにしなくてよい

業者がゴキブリ駆除時に行う方法として、ベイト剤があります。市販の薬剤ではなくプロ用の薬剤を使いますが、成分自体は市販のものと大きな差はありません。 ならば業者と一般人がベイト剤を仕掛けた場合は何が違うのかといえば、「ベイト剤を仕掛ける場所」に差があります。市販のベイト剤を使っても効果をあまり感じられないと思うときはほとんどベイト剤を食べさせることができていないことが原因です。
業者は一般の方に比べてゴキブリの習性を熟知しています。さらに、住まいの造りからゴキブリの通り道を予測します。そして、正しい場所に適切な量のベイト剤を置くことができます。 次に、ゴキブリを直接吸い付かせて捕らえる粘着シートがあります。しかし、業者が粘着タイプの駆除製品を使う場合はゴキブリが住んでいる数や移動している道を調べる目的が多いです。最後に、一般の方と業者との最大の違いを解説します。それは、ゴキブリが入り込む場所を的確に見極めて塞いでしまう作業です。とはいうものの、一般に方の場合も材料さえ揃えれば出入口を塞ぐのは可能です。ただし、ゴキブリが入り込む場所を正しく見極めて塞ぐのは、やはり業者でなければ難しいです。このように、業者を利用するメリットは知識があり、正しい作業が可能な点でしょう。

業者が行うゴキブリ駆除の流れ

ここからは、業者はどのようにゴキブリ駆除を施行してくれるのか説明します。まずは、施行する建物内を調査します。これは、ゴキブリがどれだけ増殖しているのか調べることと生息場所の確認が目的です。
それから、ゴキブリの巣周辺を掃除して巣の特定をします。ゴキブリは熱の発生源に巣を作る特徴から、業者によっては、厨房の機械内部まで確認を行うところもあります。 そして、ゴキブリの成虫や幼虫などをバキュームで吸い取ります。その後に、ベイト剤を設置します。また、ゴキブリの種類によってベイト剤の食いつきが変わることがあるので、ベイト剤の種類を豊富に用意している業者もあります。さらに、ゴキブリの習性を理解している業者なら事例に合わせて適切なベイト剤を使い分けています。

飲食店のゴキブリの予防方法

飲食店は、一般の家庭と比べてもゴキブリが発生しやすいです。ここからは、飲食店のゴキブリの予防方法を解説します。ゴキブリを予防する前に、まずゴキブリが巣を作りやすい環境について確認します。ゴキブリが巣を作る条件は、以下の項目をチェックしてください。 【ゴキブリが巣を作る条件】

  • 暖かさがあること
  • 暗さがあること
  • 餌場が近くにあること
  • 湿度が適度にあること

飲食店に、ゴキブリが入り込みやすいのはなぜでしょうか。例えば、一般家庭と比べて大きな換気扇があるということです。そして、閉店後施錠をきちんとしてもドアに隙間があることも原因の一つでしょう。ゴキブリは、驚くことに幼虫の場合約1mmの隙間さえあれば入り込むことが可能です。
飲食店の厨房には、業務用冷蔵庫や調理台の裏などまさに「暖かくて、湿った暗い場所」が存在します。ゴキブリに、これらの中に入り込まれてしまうと人の手が届くことがほとんどないため、増殖には絶好の場所となってしまうのです。 飲食店でのゴキブリの対策も一般家庭と変わらず、入り込ませないことにあります。ゴキブリは、店舗の入り口や換気扇、排水管や排水溝などから侵入してきます。ゴキブリを寄せ付けないアロマやハーブなどを出入口に置くことでも対策できます。
換気扇は、音を出すとゴキブリが入り込むことを防げます。閉店後も換気扇をつけたままにしておきましょう。換気扇をゴキブリが好む理由は、油汚れが換気扇の汚れになって溜まるからです。特に、キッチンの換気扇は著しい油汚れが残ります。そのため、油汚れも食べるゴキブリを近づける原因となります。 排水管は、水が溜まる場所がない場合はゴキブリが入り込むことを許してしまいます。排水溝にふたをすることで予防ができますが、排水管の工事でトラップつきのパイプに変えるのがいいでしょう。排水溝の近くは、退店時にふたをしておきます。密封できるタイプでふたをするだけでも、匂いを巻き散らかさないので侵入を防げます。 また、床や調理台に使った食材のかけらや、コンロ周辺の油汚れを放置することもゴキブリを発生させる原因になります。以上のことを踏まえて、飲食店でのゴキブリの駆除は自分自身での予防や対策以外にも業者への依頼をおすすめします。

まとめ

この記事では、害虫駆除、主にゴキブリに着目して解説をしました。
「株式会社三愛サービスセンター」では、ビルや飲食店などのハウスクリーニングを行っております。ご自身で予防をしても、どうしても害虫の駆除がし切れない場合は、ぜひご利用ください。