2023年09月22日

空調設備の管理とは? 重要性や種類について解説!

空調は普段の生活で欠かせませんが、空調管理について詳しくご存じの方は多くはありません。
今回は、空調設備の管理をはじめ、重要性や種類についても解説していきます。

空調設備の管理とは

空調設備管理とは、空調の配管や取り付けなどによる管理を行います。
配管トラブルなどにも対応している場合が多いです。空調設備管理は一般的なビルだけでなく、百貨店や映画館などの商業施設や学校や病院でも行います。エアコンがないビルは今ではほぼ100%ありません。空調設備の管理は空調のある場所全てに必要です。 空調設備の管理はピンポイントでなく、ビルメンテナンス業としてほかの設備業務を行っている場合が多いです。
空調設備の管理以外にも電気や配管、消防設備などのビルの管理に必要なメンテナンス業務は多くあります。ビル管理で空調設備を管理業者に依頼する場合には、ほかの設備も請け負っている業者を選ぶのがよいでしょう。

空調設備管理の重要性は?

空調は今では生活に欠かせないものです。快適に生活するためにエアコンは必要といえますが、空調設備管理の重要性について知らない人も多いと思います。
空調を使用していると臭い匂いが発生したり、冷房や暖房の効きが悪くなります。場合によっては水に漏れる恐れもあるでしょう。トラブルの原因になるのは、タバコや煙など空調のエアフィルターで取り除けない小さなほこりです。
ほこりが空調に溜まることで、カビや悪臭を発生させます。カビが発生すると空調からカビが蔓延してしまいます。 カビの菌は目に見えるものではありません。そのビルで空調を利用している人は身体に何らかの影響が出る場合もあります。カビはドレンホースを詰まらせる場合もあるので、故障にもつながりかねません。空調を長く使用するためにも、メンテナンスは定期的に行うことが大切です。

空調の役割は幅広くある

空調設備の管理は大切ですが、冷房や暖房以外にも幅広い役割がある空調について解説します。

空気を換える換気

空調の役割の一つに換気が挙げられます。人はみな酸素を吸って二酸化炭素を出して生活をしていますが、密閉された空間では空気を定期的に入れ替える必要があります。 特にビルなどは多くの人が出入りしますし、密閉されている場合が多いです。酸素不足になる場合もありますので、空調によって換気が適切に行われなければなりません。

汚れを飛ばす

目には見えるものではありませんが、身体などに汚れが付着することが多いです。
空気が循環していれば汚れは飛んでいきます。空調があれば身体に付着した汚れを飛ばし、空気を清浄化します。ただし、その分空調が汚れてしまうこともあります。

消臭効果

空調は空気中の臭いを消してくれる効果もあります。ビルによっては飲食店が入っている場合もあり、季節によっては汗の臭いが強くなります。空調があれば、換気の効果によって、ある程度の消臭機能も期待できます。

ビルによって異なる空調の種類

ビルを管理する上で空調設備は大切ですが、ビルに設置されている空調には種類があります。空調によっても設備管理方法は異なります。 ここではビルによって異なる空調の種類について解説します。

雑居ビルに多い個別空調

空調の種類としてまずは個別空調が挙げられます。各フロアを別の会社が管理している空調のシステムです。
それぞれのフロアに空調の切り替えのスイッチがあり、従業員が管理している場合が多いです。ビルによっては管理室で、空調の使用状況について確認できる場合もあります。

制御室で管理するセントラル空調

セントラル空調は制御室で空調を一律で管理するものを指します。空調が必要な時間が決まっている商業施設などで採用されることが多く、温度や湿度を管理しています。業者が遠隔操作で空調を操作する場合もあれば、管理人や担当者が空調を管理する場合もあります。
個別空調でもセントラル空調いずれにせよ定期的なメンテナンスは必要です。どんな空調でも使用していれば劣化してトラブルが起こるものです。ビルによっては空調の種類は異なりますが、空調管理は業者に依頼することが大切です。

まとめ

空調設備の管理は配管の取り付けや管理、トラブル対応などさまざまです。日々の使用で、空調は劣化していきます。ほこりや煙などで水漏れや詰まり、悪臭が発生してしまう可能性もあります。空調は冷暖房だけでなく換気や消臭効果を期待できますが、メンテナンスを定期的にしていないと十分な効果は得られません。 「株式会社三愛サービスセンター」では、空調設備の施工や点検、修理に対応しており、24時間快適な生活を送る充実したサポートをいたします。配管や貯水槽、消防設備に関しても幅広く行っております。ビルを管理する専門業者の当社をぜひともご利用ください。